おはようございます。

いつもより汗を掻きました！とお客様より感想を頂きました。

その方は冷え性で、運動やトレーニングを始める際も３０分ぐらいジョグをしストレッチをしてもあまり汗が出ず、手先は冷えたままのこともあったそうです。あんなに走らなくても手先が暖かくなるのかと驚かれていました。

前回の記事に書かせてもらいましたが、体温をあげれば身体に変化がおきますので、そうなるように指導して行く必要もあります。

ウォーミングアップは走らないといけない？

フィットネスクラブに入会すると、ウォーミングアップの際に「トレッドミルや、バイクを１０分ぐらい漕いでからストレッチをしましょう」なんて案内が多くあります。

多くの方が、案内に従って行えば身体が温まり運動を行いやす状態にもなりますが、冷え性がなどがあるとその方法だと温まらない場合もあります。もしくは、時間が少なくウォーミングアップをしっかりと行っている時間がないという方もいます。そう言った場合は違う方法で行う場合もあります。

身体を良い状態にすることから始めましょう。

特に普段運動習慣がない方だと、筋肉が硬くなり、動きもぎこちない場合が多くなります。そう言った方が、最初からジョグをしたり、バイクを漕いだりした場合は負荷が強すぎる事があり、循環が改善されにくくなります。

普段運動習慣がある方でも、意外と身体の状態が良くない場合もあります。特に身体を動かしすぎてる場合も問題があるように思います。１日に何本もレッスンに出ているのに体重が落ちない、なんてことも聞きます。そう言った場合は運動のやり過ぎの可能性もあります。

身体を良い状態にするためにも、まずは筋肉の粘弾性を高める必要があります。使いすぎても使わなくても筋肉の粘弾性は失われてしまうので、まずはそれを戻すことから始めます。

筋肉に粘弾性が戻れば、筋肉に自然な膨らみが出てきます。そうなると熱を生産しやすくなります。

筋肉の役割としては、身体を動かす以外にも熱を生産する働きがありますので、しっかりと筋肉を良い状態に戻すが大切です。

筋肉が良い状態になれば体温も上がりやすくなる。

身体が運動する準備が整うと、身体の内側からポカポカと暖かくなります。

そう言った状態で運動すると、普段運動しているときに比べて、汗がしっかりと出てきます。

ただ闇雲にトレーニングをする、運動をすればいいというわけではなく、まずは身体を良い状態にする事も必要となります。

トレーニングもただ重りをつけてやっていれば、ある程度筋肉がつくかもしれませんが、そうでない場合もあります。目的に合わせたトレーニングが必要となります。

そう言った意味では身体を良い状態にするトレーニングと考える事もできるかもしれません。

 

 

榊原裕希