好きなトレーニング種目
おはようございます。
前の記事で書かせて頂いた、BIG3以外にもよく行って頂くトレーニング種目があります。
本日はその種目の紹介です。
個人的にも行う機会が多く、姿勢を保つことや、バランスと取るのに適している種目です。いわゆる体幹も上手く使う必要があり、全身を使う種目となります。
どんな種目〜?
どんな種目かというと、「プレス」という種目です。
詳しく説明すると、立ったままでバーを上に押し上げて頂きます。
こんな種目
立ったっままで行う事によって、立つバランスを必要とします。重心を捉えるいい練習にもなりますし、肩のインナーマッスルと言われるローテーターカフ(特に肩の外旋に関わる筋肉)も動員していきます。頭の上で保持されている際にも、ローテーターカフは使われていて、その姿勢を保持するに役立っています。
ローテーターカフって?
最近では、インナーマッスルという言葉を聞くことがあると思いますが、ローテーターカフは肩のいわゆるインナーマッスルです。
ローテーターカフは、主に4つの筋肉で構成されていて、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋と言います。
BIG3の中に、ベンチプレスというベンチに寝てバーを上げる種目もありますが、このプレスという種目は、ベンチプレスよりも、肩を外側に開く事に関与する筋肉を使いやすいと言われています。
特に、初心者の方でベンチプレスを多く起こっている人に起こりやすい、「肩が内側に入った姿勢」は、一つの原因として、肩を外側にするローテーターカフがうまく機能しにくくなっています。その改善を促す際にも、プレスを行って頂くのも良いのではないかと考えます。
重たくてできない・・・
初めて取り組む方や、女性の方など、重たくて上がられないという方は補助をして上まで持っていき、頭の上で保持する事をして頂きます。保持をすることでも全身を使っていきます。肩の姿勢の保持が目的でしたら、軽いバーで座って行っていきます。
目的や相手の状況によって、種目を選択して行う必要性がとても重要になりますね。
今回は「プレス」という種目を紹介いたしましが、一人一人目的が違うので、これが必要でない場合もあります。ほんのちょっとのコツで結果が変わってきますでの、まずはお気軽にご相談ください。
榊原裕希