ストレッチ 嫌いなんです。②
おはようございます。
前回の続きです。
具体的にどんなストレッチがあるのかを紹介していきます。
硬い人が頑張ってストレッチングすると・・・
ストレッチが嫌いな人は、身体が硬いため同じ姿勢を取り続けることがしんどい方が多い傾向です。硬い方が頑張ってストレッチをすると・・・。
筋肉痛が起こります!
なぜかというと、硬い状態なので無理に伸ばすことをし続けると、その筋肉は伸張性収縮が行われ筋肉痛が起こります。どういった状態かというと、筋トレをしていてダンベルを持ち上げる動作ではなく、下ろす動作の際にブレーキを筋肉がかけている状態になります。筋肉痛が起こりやすい運動は、挙げる時よりも下ろす時の筋肉の力発揮の方が、筋肉痛になると言われています。硬い筋肉を無理に伸ばすので、抵抗が生まれてしまい伸張性収縮が起こり筋肉痛が発生します。その場合は無理に伸ばそうとせずに、緩く伸ばすということも必要になります。もしくは、どういった目的でストレッチングをするのかにもよって変わってきます。
筋肉を緩ませるストレッチ
ストレッチは基本的には静的ストレッチングと動的ストレッチの2種類があります。静的なものがいわゆる一般的に普及されているようなストレッチとなります。細かくいうと、いわゆる同じポーズを取り続けるストレッチはストレッチングと言って伸ばし続ける種類になります。筋肉が縮んでいるから伸ばしましょうや、疲労回復するためにストレッチをしましょうなんて言われていますが、筋肉が強張っている場合に、無理やり伸ばす必要があるのかとい問題が起こってきます。強張っているものを無理に伸ばそうとすると、返って強張りが強くなってしまったり、上記に示した通りに筋肉痛になる可能性があります。
そう言った場合は、辛くなくできる範囲でストレッチを行うのが良いと考えます。気持ち良いという範囲で60〜90秒ぐらい伸ばすと筋肉が緩まり強張りが取れてきます。もしくは、揺らすなどの低刺激なストレッチを行うことで、筋肉が緩んでいき良い状態に戻ってきます。
ストレッチと聞くと、しっかりと伸ばし続けるストレッチを思い浮かべますが、緩く伸ばし続けたり、伸ばし続けないストレッチを行うことでも、身体が緩んでいき筋肉が良い状態になりますね。
教科書に載っているものだけではなく、目的を考え応用していく力も必要になります。対象者の状況に合わせて変えることができるのもパーソナルトレーニングの強みですね。
榊原裕希