おはようございます。

よく、「何食べたらいいですか？」と聞かれることがあります。きっと体型が崩れたり、体重が変動した時に気にかけて出てくる言葉だと感じます。
そう言った方を対象に書いていきます。

何食べたらいいですか？

何を気にして食べ物を変えようとしているのかによります。体重を減らしたい場合、体型を戻したい場合など色々だと思います。
基本的には、摂取と消費のバランスが大事になってきます。食生活が変わっていないのに体重が変わっているのでしたら、消費が足らないことが考えられます。
体型が崩れてしまったことを気にするのなら、何を食べるかよりも体型を戻す運動をお勧めします。
傾向としてこの質問をしていきた方の意図は、「健康に良い食べ物はないか？」ということを意図している場合が多いですが、基本的には食品が悪いのではなく、食生活が悪くなっている傾向があります。
体重を気にしているのでしたら、基本的には食べる量を全体的に減らすか、運動量を上げることが必要になってきます。この質問をしている方は、頭の中で食べることが優先している傾向が強い気がします。

何を食べるかよりも？

何を食べるかよりも、食生活全体の見直しが必要になっています。今の生活リズムに食生活が合っていなかったり、運動量に対して摂取全体が多くなっている可能性があります。なので、一概にこれがいいとは言い切れませんが、食生活の見直しをした方が良くなります。
私たちトレーニング指導者は、食事指導もしますが運動指導がメインとなります。トレーナー＝ボデイビルダーのような印象を持っている方々が多くいます。そう言った方々の印象は、減量期の特別な食事を毎回している印象ではないかと思います。そう言った食事は一定の期間しかしていません。
個人的には食生活よりも、運動量が絶対的に違っていると感じます。減量などをしている方の食事を見ると、タンパク質が多く脂質も少なく気をつけられ計算し尽くされたものが多いですが、その前提として運動量を確実に確保しているということです。減量期の食事を毎回していたら、いくら身体を作りたいからと言っても、身も心も持ちません。実際に最近のニュースで減量期のビルダーの方が亡くなったニュースも出てきました。
無理な食事制限よりも、適切な運動をする時間を確保してみることをお勧めます。

基本は摂取と消費のバランスが身体を決めていきます。
何を食べるかより、食生活全体の見直しをして運動する時間を確保することをしてみてください。

榊原裕希