1年あっという間です。
おはようございます。
あっという間に3月になりました。マスク生活も気づけば3年目に突入しようとしています。人は環境に適応する動物なので、今ではマスクを着けていないと違和感を覚える人も多いのではないでしょうか。
トレーニングを休むとあっという間に・・・
トレーニングはしなくても生ていけると思いますが、運動する、こまめに身体を動かす習慣がないと、いつの間にか身体が変わってしまうことがあります。
「可逆性の原理」という言葉があり、トレーニングを行って高まった体力も、トレーニングをやめてしまえば、元に戻ってしまうことを言います。長くトレーニングを続けて行っていれば、その分体力が低下するスピードは長い期間かけて落ちますが、トレーニング期間が短いと落ちる期間も短くなります。
これも一つの適応と言えます。人の身体は効率をよくしようとします。動かなければ動かない分の必要のない筋肉などが落ち、エレルギーを使わなくて済むようにしていきます。要はエコな状態にしようとします。身体も動かしているときは大きく動きますが、動かなくなると大きく動かなくなります。今の生活状況に効率よく適応しようとします。
トレーニングや運動を休んでも、ちょうど良い身体の状態を維持しようとします。なので、気づくと何ヶ月もトレーニングから離れていたとうことが起きます。やらなくても不便はないので、生きる上での必要最低限になるという身体の恒常性の働きです。そこからまた再開させようとすると、よっぽどのことがない限りは、大きな意志力が必要となります。
意志力は人によって限られているので、訓練で増やそうと思っても中々増やしにくいものです。そういった時は「強制力」を働かせると、意志力を使わなくても済んでいきます。
受けて頂いている方からよく言われるのは、「最初は行くのが嫌だったけど、最近はなんとも思わなくなった。」と言われることが多いです。これも一つの適応だと感じます。
人の身体は、その環境に適応しようとするので、まずはなりたい環境を作ることからでも、身体は変わっていくのではないでしょうか。
話は変わりますが、4月から始めた教育現場の仕事は来年も継続させて頂けるので、またひと工夫していこうと思います。
榊原裕希