肩甲骨が動くとキレイに見える?
おはようございます。
肩甲骨が動くとキレイに見える?ということですが、現代の生活習慣だと、肩甲骨の動きがあまり出ない方が多い印象です。肩甲骨が動いてくるとキレイに見えてくることを考えていきます。
肩甲骨が動くとキレイに見えます。
現代社会では、同じ姿勢を取る時間が多くなります。そうなると、身体全体が強張っていきます。この強張りは、現代社会において身体としては必要なこととなります。身体はその環境に適応しようとするので、その環境に応じた身体の状態になります。同じ姿勢で長時間保っていると、無駄に動く必要がなくなるので、効率よくするために身体を最小限の状態に保とうとします。関節の動く範囲も、必要がないので固めて不要な動きをなくしていきます。要は、その生活スタイルの姿勢になっていきます。キレイの価値観によりますが、いわゆるキレイな姿勢や歩き方などというものは、関節が硬い状態でなく、変な力みがない状態であると考えます。
肩甲骨は浮遊関節とも言われ、肋骨の上に浮いている状態が適切と言われていますが、肩甲骨が動かなくなっていると、肩甲骨に付着している筋肉が強張り、固まっている状態なので、肩甲骨が適切な位置にあらず、適切な動きができなくなっています。そうなると、胸郭の位置もいい位置にないので、立ち姿勢であったり、歩く姿勢がキレイにみえなくなります。逆に元に戻していくことで、変な緊張が抜けキレイに見えてきます。
肩甲骨を動かすには?
肩甲骨周りには、様々な筋肉がついています。肩甲骨は肩関節を構成している骨になりますが、肩関節は球形になっているので、安定性は他の関節に比べると少なくなります。なので、肩甲骨周りの筋肉を動かす際には、肩関節が安定する位置にする必要があります。肩甲骨を動かすには、立位よりも四つ這いや、仰向けなどの姿勢が肩周りの緊張が抜けやすくなります。
お勧めとしては、四つ這い姿勢でのエクササイズをお勧め致します。
よく行っていただくエクササイズとしては、四つ這いの姿勢になって頂き、肩甲骨を寄せて戻すエクササイズを勧めしております。もしくは、ハイハイを行って頂くことが多いです。
四つ這い姿勢で肩甲骨を寄せる動作は、肩甲骨が動きにくい人にとっては最初はイメージがつきにくいようです。ですが、少しづつ行っていくにつれて、よく動くようになります。ハイハイについては、発育発達の過程から考えても、脊柱や骨盤、股関節、肩関節が動く良いエクササイズとなります。
こんなエクササイズで身体が変わるの?と思ったら是非試して頂きたいです。
身体は使わないところは動かなくしていくので、少しずつでも動かしていきましょう!
榊原裕希