榊原裕希のブログ

簡単で効果的なトレーニング

おはようございます。

近年、色々なアイテムなどの登場により様々なトレーニングが考えられるようになりました。色々な理論や身体の仕組みから考えられたものが多いです。身体の仕組みから考えられているが故に、色々と取り入れ過ぎてしまい、モノによっては小難しくなり過ぎているようにも感じます。トレーニングに慣れた一流アスリートが行うのか、トレーニングを始めたばかりの学生が行うのかによって内容が異なってくるように感じます。

簡単で効果的なトレーニング

これを考えられたら理想です。ですが、色々な理論や様々な背景からそうはいかなくなってくることが多いです。新しいアイテムや、新しい理論、最新のトレーニング流行など色々な背景があります。対象者に良い結果が出て欲しいために、最新のトレーニングなどを探している指導者が多いように感じます。特にオリンピックなどでメダルをとったり、活躍した選手が行っているトレーニングなどは説得力があって、選手やトレーニング愛好家の人も積極的に取り入れる傾向があります。ですが、紹介されているトレーニングばかり行っているのではなく、局所的に話題になりそうなものを取り上げていることが多く、トレーニングや練習の全体像が見れることは少ないように感じます。
トレーニングの一部が報道されて、それを見た指導者が批判することもありますが、選手個人でやっている場合もあるので、簡単に批判するのは難しいように感じます。特に、結果を出している選手はこだわりが強い方も多いので、それを行うことをルーティン化している場合があるので、一概に否定することはできません。なので、あくまでそう言った映像を見るときは、参考程度の気持ち見るのがいいのではないかと思います。

自分にあったトレーニング

トレーニングを行う際には、自分の目的や強化したい内容によって変わってきます。実際に、自分で調べて色々と創意工夫してくことは、好きな人にとってはとても楽しい時間です。色々な工夫し、効果を実感していく時間となり、とても有意義に感じます。一般の方でしたらこれでも充分なのですが、指導者がトレーニングを提供する場合は、それに伴い安全面の配慮が大事になっていきます。ここでポイントが必要になりますが、安全面だけを考えてしまうと、相手の望んでいるものではなくなり過ぎてしまい、その配慮にかけると安全面が失われてしまいます。
この辺りを考慮して、トレーニング提供をしていくのがとても重要になります。
話を戻しますが、小難しいトレーニングなってしまうと、それをすることが目的となってしまうケースが多々あります。トレーニングは、基礎体力の向上であったり、怪我の予防を含んでいます。それに伴い、ある程度の強度が必要になってきますが、難しく慣ればなるほど、強度という部分は下がってしまう傾向にあります。
例えば、バランスボールの上でスクワットを行うとします。強度変化をつけるとしたら重りを担ぎますが、バランスボールの上で重りを持ってトレーニングすることで得られる筋力でしたら、安定した床で行った方が強度は高くなります。バランスボールの上でスクワットを行う場合は、筋力向上の目的には合いません。ではバランスボールの上でスクワットをする目的となると、バランスが安定しない中で身体を維持したり、感覚的な力を養う刺激として使う場合があります。刺激なので、バランスボールに乗って行う選択肢だけではなく、あくまで刺激の一つと考えます。後は選手自身がそれをルーティン化して調子を整えている場合は、そのままにしておく場合もあります。

目的に合った内容でトレーニングを選択していきますが、新しいものに否定的になり過ぎず、鵜呑みにし過ぎないように柔軟に対応していきたいものです。

榊原裕希

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