姿勢を良くすると疲れます。
おはようございます。
姿勢を気にして胸を張っていると疲れる。と猫背を気にしている方が感じることは、多いのではないでしょうか?猫背の方だと、もっと胸を張ってと言われたり、背中の筋肉をつけましょうなんてアドバイスを多く聞きます。これって本当に正しい事なのでしょうか?
猫背の方の多くは背筋を伸ばし、胸を張る姿勢を取り続けると辛いと感じますので、それも含めて考えていきたいと思います。
鍛えるって筋肉だけ?
猫背の方だと、背中の筋肉が弱いと言われて、一生懸命に背中のトレーニングをされる方が多いと感じます。頑張っても中々結果が出にくく、もしかしたら問題はそこではないと感じます。
そもそも、なぜ猫背になっているのかというところからで、筋肉が弱くなって猫背になったというよりも、猫背になるような生活を送っているという可能性もあります。もしくは身体全体のバランスが崩れてしまい、いわゆる猫背になっているとも考えられます。
この問題は、筋肉を鍛えれば済む話だけではないと感じます。頭の位置のずれであったり、足の裏の重心をとる位置が違ってしまっている可能性もあります。それを元の位置に戻すこともトレーニング=鍛える、ということに繋がるのではないでしょうか。
頭の位置を戻す
デスクワークなどで下を向くことが多いと、スマホ首いわゆるストレートネックになってきます。そうなると、成人の方で3~5キロある頭の重さが自然と前に行くようになります。そうなると自然と身体全体でバランスを取ろうとして、姿勢が崩れていきます。なのでまずは、デスクワークをする際の目線を変えて頂く必要があります。画面を見る高さを調節をして頂き、自然と前を向くようにしていきます。ずっと下を向いていると、首の付け根にある後頭下筋肉群が張ってきます。肩こりや首こりをしている方ですと、首と頭の付け根の部分を押すと気持ち良いと言われることの多い筋肉です。
運動としては、
・顔を前に出す⇄後ろに引く
を何回か繰り返し行うことでも、首回りの筋肉の硬さが取れてくるはずです。
次回は重心の位置を取ることについて書かせていただきます。
榊原裕希
[…] 前期の記事の続きです。 […]