榊原裕希のブログ

美しい背中のラインを作る①

おはようございます。

最近は背中のライン(特に腰回りからヒップにかけて)を出したいと聞かれることが多いので、それについて考えて見ました。

そう言った方の共通点として、背中のラインを出そうとして、背中のトレーニングをしても上手くいかないことが多く、その問題点と改善について数回に分けて書かせて頂きます。

骨盤を前傾させる?

上の写真のような、背中のラインを出したい方が共通して言うことが、骨盤の前傾ができないと言われます。

骨盤の前傾・後傾の動きができない方でしたら、そのような練習を行う場合もありますが、ある程度前傾が取れるのに、それ以上に無理やり前傾を強く行おうとして、腰を痛めるなんて経験があるのではないでしょうか。

問題は前傾が取れないと言うよりも、違うところにあると考えます。

腰の問題でなく全体の問題

背骨は、

頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨

で構成されています。

そして、それらが上手くアーチを作って衝撃を吸収したり、バランスを保って前屈・後屈を行います。

なので、どこか背中の骨の配列が悪いと他のところにまで影響を及ぼします。

背骨は、一つ一つの骨の動きが繋がっているイメージを持って頂くと分かりやすいと思います。なので、どこかの動きが悪かったり、良い位置にないと、他の箇所に負担がかかることになります。

となると、腰回りのラインが出ない原因が腰ではなく、違う箇所と言うことにも繋がります。なので、まずは背骨全体の位置や動きを良くすることから始めることも必要となります。

ただ、写真を撮る場合や、ボディビルのような大会ですと、無理矢理にでもそう言ったポーズを取る必要があります。ですが、背骨全体が根本的に良い位置ないと、ポーズの取りやすさなども変わってくると考えます。

 

次回に続きます。

 

 

榊原裕希

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