肩甲帯を動かそう!
おはようございます。
肩甲帯って聞いって聞いたことはありますか?
主に上腕骨,肩甲骨,鎖骨,胸骨,肋骨の間に形成される各関節の複合運動によって構成されており,これらをまとめて肩甲帯と呼ばれています。
そしてこの肩甲帯を動かすと、どのような効果があるのかを説明して行きます。
肩こり予防に!
肩甲帯を動かすと言うことは、その周辺についている筋肉が動くと言う事になります。
主に、腕を上げたり下げたり、横に開いたり閉じたり、内外旋といった動きを行います。
肩こりの原因となる一つとして、肩甲帯周囲の筋肉が硬くなってしまい、コリやハリなどに繋がってきます。
そうなってしまうと、徐々に肩甲帯周囲の動きも悪くなり、腕が上がらなくなってしまったり、背中の痛みなどに繋がってくることもありますので、その予防の一つにも良いと考えます。
トレーニング前のアップとして
ヘビーなウエイトを扱ってトレーニングをする場合でも、肩甲帯周囲がしっかりと動いてくれるとトレーニングもスムースに行う事に繋がります。
筋肉の性質として粘弾性がありますので、それをしっかりと引き出すことでもトレーニングの効果が変わってきます。
筋肉がスムースに動かないと、ヘビーなウエイトを扱ったところで、可動域が狭くなったり、しっかりとした力が出せなくなる可能性があり、トレーニング効率も下がってしまう可能性もあるので、しっかりと準備をしてから行うことでも効果が変わってきます。
行うポイントとして
実際に、肩甲帯周囲を動かすポイントとしては
・スムースに気持ちよく動かせる範囲で行うこと
・呼吸に合わせて行うこと
・反動を使う際に無理に大きく動かさないこと
をポイントととして行うように心がけています。
是非、この機会に肩甲帯を気持ちよく動かしてみましょう!
榊原裕希