榊原裕希のブログ

たんぱく質は取ったほうが良いですか?

おはようございます。

お客様から、

「たんぱく質はどれくらい取ったほうが良いですか?」

と聞かれる事があります。

巷でも注目されているたんぱく質ですが、目的や状況にもよりますが、本当にそんなにタンパク質に固執する必要があるのでしょうか?

それについて考えていきたいと思います。

筋肉を付けるためにはどれくらい摂取するのか

一般的に筋肉を付けるときは、体重の数値をgにし、その2倍のたんぱく質量を摂取した方が良いと言われています。

体重50kgであったら

50×2 100g

となります。

これが一般的に、筋肉を増やしたいときに必要なたんぱく質の量と言われています。

普通の食事だけでこの量が取れるのか?

たんぱく質の多い食べ物には主に、

肉類、魚類、豆類、牛乳、卵などに多く入っています。

では、これらのものをいっぱい食べれば筋肉が付きやすいと思うかもしれませんが、そうではなく、肉類などは脂質も多く含んでいるので、取りすぎれば体重が過剰に増える原因の一つになると考えます。

では脂質の少ない、豆類だけで摂取すれば良いのかと言うと、豆類だけだと必須アミノ酸という、体内で生成できない身体には必要な物質が補いきれなくなります。

そこまでたんぱく質に固執しなくても良いのではないか

巷では、たんぱく質たんぱく質と呪文のように言われていますが、たんぱく質を多くとる前に、まずはご自身の現状を知ることから始める事が良いと考えます。

栄養のバランスが悪かったら、まずはバランスよく食事をすることを心がけることの方が大事になります。

それに、筋肉を付ける事が目的なら、まず筋肉を良い状態に戻す、身体の循環を良くする事から始めなければ、良いものを食べても身体のためにならないと考えます。

これだけ食べていれば良いなんてない

これを食べていれば良い!みたいな謳い文句の食べ物や、健康食品もあったりしますが、やはり身体に良いとされる成分が入っていても、それを取りすぎたら身体に良く無い事が起きる事があります。なので、それだけを取るのではなく、バランスよく選んでいくという事が大事なように感じます。

そもそも、筋骨隆々な身体でお腹が割れている身体が、”本当に健康なのか”というところから考え直すことも大事なように感じます。

筋肉に膨らみを持たせ、身体の循環を良くすることでも、いわゆる自然で健康的な身体に近づけることはできるのではないかと考えます。

 

 

 

榊原裕希

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