おはようございます。

先日、初めてパーソナルトレーニングを受けて頂いたお客様から、こんな感想を頂きました。

「見た目は簡単な動作なのに、結構汗をかいて運動した感じがあるんですね〜」

小難しいエクササイズやマシンを使わずとも、汗をかいて運動したと言う気分になることができます。

ちょっとした工夫で

受けて頂いたお客様の状況や目的にもよりますが、少し身体を動かす際の工夫で、簡単な動きでも汗をかいて、運動をしたいい気持ちになって頂くことができます。リハビリにも通われている方だったので、どんなトレーニングが良いのかを考えた際に、痩せ細った筋肉を膨らませて、弾力を持たせるのに効果的ではないかと考えました。ウォーミングアップにも適していて、効率よく筋温を上昇させることが可能です。筋肉は動かなくなってしまうと、痩せ細り弾力がなくなってきます。そうなると、素早く力を入れて抜くと言うことがスムースに出来なくなってきます。スムースに出来なくなると言うことは、動きがギクシャクしてしまったり、凝り固まってしまうことに繋がります。なので素早く動かすと言う事が、必要になってくるではないかと考えています。

力を出すだけでなく抜く事も大事

マシンなどでトレーニングを行う場合、力を入れ続けることはしても、力を抜くことは少ないように感じます。力を抜くとなると、ストレッチでリラックスなんて考えが多いように感じますが、このストレッチも行い方次第で、リラックスする事も緊張する事もできます。身体を動かしながら力を抜くと考えると、素早くリズミカルに身体を動かす事が大切になってきます。その繰り返しをする事で、力を適切なタイミングで入れて抜く事ができるようになっていきます。身体を動かしていなかった方が行うと、簡単な動作でもぎこちない動きとなりますが、続けていくと徐々にスムースな動きとなり、筋肉も膨らみを取り戻してきます。

これだけ行っているかと言われれば、そうではありませんが、トレーニングと言うものをどう考えて行うのかも大事になってきます。

重たい重りを持つばかりがトレーニングではありませんね。

 

 

榊原裕希