こんにちは。

身体の不調などあると、痛みが走ったり、コリなどが出てきます。

そのような症状が出ている方々は、身体がどのような状態にあるのかを感じることが、鈍くなっていることが多いように感じます。

自分では、普通の状態・真っ直ぐにしていると思っていても、外から見ると曲がっていることがあります。

パーソナルトレーニングでは、ご自身の身体の状態がどのようになっているのかを感じて頂くことも重要だと考えています。

身体が変わってもわからない

先日、ちょっとした勉強会で身体の悩みを聞いて、某先生が答え問題点見つけるという珍しい形式の勉強会がありました。

勉強会の中で、問題のある方が先生からの指導を受けると、外から見ていると確かに変わっているのに、ご自身では変わっていることがわからないということがありました。

確かに、私のお客様の中でも良くわからないと言われる方もいらっしゃいます。身体の違和感や変化に対して鈍感になっているのだと感じます。

そういった方の特徴として、（あくまで私の経験談）物事に対してすごく集中力の高い方が多いように感じます。取り組んでいることに熱中するので、他のことは特に気にならないのか、熱中しているものを集中的にできる方が多いように感じます。

変化を感じてもらう

そういった方は、実際に目で見てもらう、他の方に言ってもらうというのがとても大切になってきます。

自分では変化を感じにくいので、違うもので実感して頂いています。

そこで初めて、変化感じて頂けることが多くなります。この作業を飛ばしてしまうと、良くわからないまま終わってしまうことがあるので、注意が必要になります。

変化を感じて頂ければ、そのような方々は集中力が高い方が多いので、熱心に運動やエクササイズをして頂いています。

熱心にできるからこそ注意が必要

集中力が高く熱心な方ほど注意が必要なのは、行いすぎが問題になります。疲れるまで行ったり、無理をして行ってしまうという事もあります。

元々何かを熱心に行いすぎて身体にガタがきてしまった人が多いので、エクササイズや運動も行いすぎが考えられます。

なのでそう言った方には、

「気持ち良く、いい加減」

で行って頂くように心掛けて頂いています。

集中的に早く治そうと、すごく熱心に行って頂けるのですが、行いすぎてしまい、こんだけやったのに劇的に効果がすぐ出ないと思ってしまったり、もしくはキツくなるまで行ってしまい、長続きしないという事も考えられます。その都度効果は出てきますが、お医者さんで痛み止めを打たれた時のように、１０が０になるわけではなく、徐々に軽減していくものだと考えます。

治そう治そうと、一所懸命になるお気持ちはわかりますが、程よく運動やエクササイズを楽しむという事も思って行って頂くことも、身体の改善に必要な事のようにも感じております。

 

 

榊原裕希