身体のラインを変えるにはどうしたら良いですか?②
おはようございます。
前回の記事の続きです。
身体を覆っているのは皮膚
身体の表面を覆っているのは皮膚です。これは、水の入った袋をイメージをしてみてください。どこかを引っ張ると違うところにシワができたり、強いテンションをかけると、かけたところの近くから水がはみ出てきます。もしくは、表面が硬くなった場合は、柔らかいところに水は移動してはみ出てきます。これから考えると、身体にも同じことが起こっていると考えます。どこかが硬くなってしまていると、比較的柔らかいところに移動していくのではないかと考えます。この柔らかいところをなんとかしようと考えるだけでなく、硬いところをなんとかして、偏っているものを良い位置に戻すことも必要になってきます。傾向として多いのは、お腹周りを気にする方で多いのは背部の突っ張りであったり、内腿を気にされている方だと外腿が突っ張っている傾向が強いイメージです。※あくまで個人の経験談です。
突っ張りを取るだけでいいの?
雑誌などでも、突っ張りを取る方法はいくつも紹介されています。道具を使う方法だったり、マッサージ方法などや最近だと電気を流すものと様々です。でも、なぜそこが突っ張ってしまうのかを考える必要があります。雑誌のタイトルのように、これが原因!なんてことは一概に言いにくく、その人の癖や行動が身体には反映されています。そこが突っ張るには突っ張るだけの理由があります。その他に考えられる事としては、アライメント的な問題です。アライメントというのは、骨の並びです。骨自体の並びが、生まれつきであったり、生活のなかで正常範囲と言われるものから、広かったり狭かったりしてくるとそれによって身体が偏りやすくなります。そういった方は、それに合わせた運動やケアも必要になってくる場合もあります。
その辺りは専門家に任せるとして、自分でできることとしては、身体を良いラインでキープさせることが必要になります。身体のラインは、自分の癖や行動が出やすいので、強制的に良い位置にしていくことも必要になります。自分に合った下着であったり、靴であったり生活の中で身体の体型をキープするものは、しっかりと着用するだけでも、身体のラインをキープしやすくなります。特に、若いうちから、そういったケアや、下着などを着用していくとで、10年後や20年後の姿が変わってきます。
お客様からよく言われるのは、「もっと早いうちからやっておけば良かった」なんてことも言われます。運動とは離れた内容になってしまいましたが、表面上のできることは沢山ありますが、締まるところや出るところを出すためには運動やトレーニングは欠かせないものとなります。自分でケアや気をつけているけど、もっと身体を変えたいという場合はご相談ください。
榊原裕希