おはようございます。

身体のラインを変えるにはどうしたら良いですか？と良く聞かれます。よく思われがちなのが、体重を落とすことと思われますが、体重は大して落さなくても、体型は変わることができます。

身体のラインを変える

体型をよくしたい、身体のラインを変えたいというと、体重を落とすことに目がいきがちですが、あくまで見た目を変えたい場合は、身体のラインを気にすることが大事になります。お客様から聞く失敗例としては、体重は10kg落としたけど、見た目が理想とは違ったなんてことは多くあります。理由としては、モデルの方などの体型を見て、公表されている体重を目標にされている場合です。あくまで、理想な体重を書かれている場合もありますし、本当の場合もあります。公表されている数値はあてにしすぎないほうが良いと思います。ではどうして、ただ体重を落としてしまうと、思った通りの体型やラインにならないのかというところですが、今回は体型は形状記憶しているところに触れて行きます。

形状記憶？

身体は、長年その姿勢や体型をしていると形状記憶して行きます。いつもその形をしていると、その形に固まります。例えば、毎日右向きになることが多いと、右向きに適した身体の形になっていきます。身体のラインも一緒で、よく聞くお腹の横のお肉なんかは、そこにお肉が乗りやすい姿勢で居ることも、一つの要因になってきます。特に脂肪は自分の意思では動かせないので、重量に逆らわずに落ちて行きます。落ちていくので、どこかで止まる部分ができてきます。そこが脂肪の溜まる、いわゆるお肉が付いている部分となります。運動をすることによって、気になるところに脂肪が溜まりにくい姿勢にしたり、動かすことによって脂肪が移動しやすい状態になります。身体の構造としては、骨があり筋肉・筋膜などがあり脂肪があって皮膚に覆われています。身体を動かすということは、筋肉などに刺激が入るだけでなく、皮膚の伸び縮みも行われるので、皮膚の運動にもなります。皮膚にはシワがあり、諸説ありますがシワのラインがあると言われています。身体がそういった体型になると皮膚もそういった形状になります。身体の表面を覆っているものが硬くなったり、動きが悪くなってくると、自ずと偏ってラインも見えてしまいます。

なので、運動することで、良い位置に戻していくという考え方もできます。

これについては、またもう少し詳しく書いていこうと思います。

今の体型やラインは、生活習慣の現れというのは一理あるので、それを気づくことも大切になってきます。

榊原裕希