榊原裕希のブログ

正しいトレーニング?

おはようございます。

今年度より、専門学校で非常勤講師の仕事をしています。学生の方々にトレーニングをお伝えするのは新鮮な感覚です。どういった事をどのように伝えるのかが難しいところですが、経験談も踏まえてお伝えできたらと考えています。

正しいトレーニング?

お客様を相手にお伝えすることと、学生相手に伝えることでは、内容が変わってきます。学校にはある程度の規定的な流れがあり、なるべくその流れにそって行うようにしています。ある一定のラインまでは型のような感じで教えることも必要になり、いわゆる最低限の部分をお伝えしていきます。教科書的なことと、現場でのことはまた違ってきますが、何か自分でトレーニングに興味を持ってみたり、楽しさや難しさを感じて頂きたいと思います。学生の中には、トレーニングをしっかりやってきた方や、初めてという方まで様々でした。運動やトレーニングが学べる学校に入ったので、それについて興味を持ち続けて欲しいと思っています。教えるということは、理解した、理解してつもりになっている事を炙り出しているように感じます。頭の中では理解しいているつもりでも、いざ言葉にしてみると、出てこなかったり、うまく表現ができなかったりします。教えると言うことは、理解してそして伝える技術が必要になってくるように感じます。

情熱だけあっても・・・

熱心に何事も取り組んでいるつもりでも、何も考えずに作業になっていることもあります。良い接客をしていても、いざ専門的な話になった際には一般的なことや、ニュースでやっていたテレビでやっていた程度になってしまっても、情熱があると言えるのでしょうか。そもそも熱心に取り組むと言うのは、表面上のことを指すのか、専門的なものを差すのかと言うこともあります。専門性ばかりに特化してしまい、人として大事なことが欠けてしまっても、問題が出てきますし、良い接客や良い対応をするからと言って、専門的なことが言えなくなってしまうと言うのは問題外となってしまいます。あくまでバランスが大事と言う話です。前職では、アルバイトの方の接客や研修をする機会がありました。その為の本社研修もありましたが、全体的に言われるのは接客の面が多かったように思いますが、運動施設なのでそういった事とともに、運動についてもアルバイトの方々には興味を持ってもらうことも必要だったように感じていました。

何がわからないのかがわからない。

と言うことから気づいて頂かないといけないように感じます。

題名に戻りますが、

正しいトレーニングとは教科書通りに行うトレーニングのことなのか

そこから応用して個人に合わせて行うトレーニングの事を指すのか

難しいところではあります。

いわゆる最低限の知識を持って頂き、身体のことやトレーニングのことに興味を持って頂きたいものです。

学生の頃に言われた言葉で

「熱意だけでは人は救えない」

と言われた言葉の意味を、学生を教える立場になり、改めて深く考えさせられています。

榊原裕希

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