歩くだけでもお尻が上がる!?
おはようございます。
トレーニングを受けて頂いているお客様から
「歩くときに太ももが張って来るんです。」
と相談を頂きました。
それと、できれば歩くときからお尻をしっかりと使って歩くと、歩くだけでもお尻が上がって来ることをお伝えしました。
歩くだけでもお尻が上がる!?
夢のような話ですが夢ではなく、むしろ前ももを使って歩き過ぎている方が多いように感じます。それはなぜかと考えると、歩く際に大概の方が、足を前に出して歩こうとするからです。教科書や良い歩き方などを見ると、「前に足を出して踵からついて歩きましょう。」と書いてあるものが多いので、その影響もあると考えます。
歩くことは、重心を前に移動させることができればいいのですが、重心移動よりも、足を前に出す意識だと常に力が入りやすくなり、ブレーキをかけている状態となります。特に進もうとしている中、ブレーキをかける動作が入ってしまうので、より前ももを酷使することとなります。
その為に、歩くと前ももがパンパンになってしまうのです。
位置エネルギーを利用して歩く
人には重心と言われるものが3つあります。
上半身の重心→胸あたり
下半身の重心→股下あたり
身体の重心→へそ下あたり
となります。
上半身の重心が前に行けば自然と前に移動しますが、下半身の重心を前に出せば、前に進まなくなります。
なので前に進む際には、足よりも上半身が前に出ると進みやすくなります。どうしたら、楽に前に進むかを考えた方が良くなります。
海外の方が日本に来た際に、日本の女性の歩き方をみて、老婆のようだと書かれた一文を思い出します。歩く姿勢が悪く、歩くスピードも遅いと書かれていました。それほど日本人の歩き方は変になっているようです。
お尻が上がる歩き方
自然と楽に早く歩く方法を行うと、お尻は上がってきます。先程の重心の位置から考えると、上半身が前に行けば勝手に進むので足を前に無理やり出す必要がなくなります。その逆を行って頂くと、自然とお尻も上がってきます。
なので
脚を後ろに残すイメージで歩く
ことをして頂きます。
後ろに残す際にお尻を使うので、お尻が上がってきます。前ももは無理に使わなくなるので、張りは無くなりすっきりとして見えてきます。
教科書的にと言うことと、実際はの違いなのかもしれません。
問題解決≠教科書的なもの
となります。
今の自分の問題点が、中々解決しない場合や、上手くいかない場合などお気軽にご相談ください。
榊原裕希