キレイな姿勢を保つために
おはようございます。
キレイな姿勢と聞くと、どんな姿勢を思い浮かべますか?
スゥーとキレイに伸びている姿勢を思い浮かべる方が多いはずです。姿勢で思い浮かべた時に、解剖学的に良い姿勢なのか、美的に良い姿勢なのか、競技的に良い姿勢なのかでイメージが変わってきます。
ですが、これらの中でも共通する点をお伝えできたらと思います。
キレイな姿勢に共通する事?
様々な視点からの、いわゆるキレイな姿勢に共通する事は、頭の位置です。頭の位置が良い位置にないと、その下に続いている背骨は良い位置に来ません。この背骨が良い位置になければ、良い姿勢は保たれません。成人の方の頭は、大体3〜5キロ程あると言われています。その重たい頭の位置が、ズレた位置にあるとそれに合わせて姿勢もバランスを取ろうとしてきます。
なので、まずは頭の位置を良い位置に戻すことから始めていきます。
特に多いのが、ストレートネックと言われる首が真っ直ぐになっている方が多いように感じます。原因としては、スマホやパソコンなどで下を長時間向いている事が多いと感じています。その他には、職業柄下を向く事が多いことも考えられます。
なので、まずは頭と首に位置を良い位置に戻すことから行ってきます。
楽な頭の位置
頭の位置と聞くと、姿勢の捉え方で変わってきますが、首の緊張が少なく、解剖学的に良いとされるのは、少し顎が上がった位置と言われています。顎を引けと教わってきた方もいるかもしれませんが、その姿勢はいわゆる「気をつけ」の姿勢となります。
どうしても、「気をつけ」の姿勢ですと、身体に力が入った気をつけている状態となります。そういった姿勢では長時間保つのには、かなり体力を消耗してしまいます。
そうならないようにも、普段から緊張の少ない姿勢を心がけていきたいものです。ですが、緊張しているのに気づいていないこともあります。この緊張に気づくと、今までの姿勢や感覚と違くなるということに、気づいていきます。この気づきがとても大切で、外から見ていたら変なことでも、それに気づかないと何も変わりません。心地よいところを見つけると、今までが心地よく無かったと気づいていきます。気づくと違和感を覚えるようになり、心地よい位置に戻そうとします。そうなれば、自然と日常生活から変わってきます。
姿勢と聞くと人によってイメージが違いますが、
まずは心地よい姿勢を目ざして見るのはいかがでしょうか?
姿勢が変わると気持ちも心地よくなりますね!
榊原裕希