コロナウイルス以外にも気をつけたい事
おはようございます。
緊急事態宣言が解除されて、徐々に日常に戻ってきつつあります。ですが、元の日常まではまだまだ時間がかかりそうです。契約しているフィットネスクラブでも、フィットネス産業協会からのガイドラインに準じて対策が取られています。利用される方からすると不満はあるかもしれませんが、万全に越したことはありませんので、ご協力の程宜しくお願い致します。出張指導についてもマスクの着用や、消毒をさせて頂き必要であればフェイスシールドを着用させて頂きます。
コロナウイルス以外にも気をつけたい事
ここ2〜3ヶ月間は、不要不急の外出は避けていた方が殆どだと思います。これから起こる問題としては、生活習慣病が増えてきます。
家にいる生活が長く続くと、必然と運動量も落ちてきます。そして、家での生活が続くストレスなどで、過食やバランスの悪い食生活になってきます。そうなると糖尿病や高血圧などの生活習慣病が進行していきます。日本の死亡原因の6割は生活習慣病だと言われています。(2004年度時点)医療費では3割を占めており国民の健康に対する脅威になっています。
厚生労働省の平成26年度のデータですと、歩数と生活習慣病による死亡が載っています。
このデータだけでは断言しにくいですが、運動量と生活習慣病は関係してるとも考えられます。
この負のスパイラルから抜け出すためには、ストレスとどう向き合っていくか、もしくは、運動を適度に取り入れていくのかがポイントだと考えています。
運動をとり入れる際の注意点
運動はなんととく身体に良さそうだから早速取り入れてみよう!そう思ってランニングやジョギングを始めたり、筋トレを始めた方もいると思いますが、中々続かない気持ちが折れてしまうという事があります。その原因としては、最初から自分の体力以上のものを行ってしまっているのが原因です。
運動も過剰に行い過ぎてしまうと、コルチゾールというストレスを受けた際に出るホルモンが多く分泌され、疲れが残ったり、過食に走ったりとストレス発散のつもりがストレスをため込んでしまう原因になります。
運動を始める際のポイント
何に取り組むにしても最初が肝心です。
そのポイントとしては、
「気持ち良いぐらいで終わりにする」
ここがポイントです。
最初から全力で長時間なんて持ちません。
そして行うときのコツとしては
「短時間、複数回行う」
気持ち良いぐらいで終わるので、またできる嫌にならないという流れです。
辛いことを乗り越えなくてはいけないという指導者の方もいますが、そう言った場合は運動が習慣化している方で、運動強度が高くなっている場合や、その辛いのを乗り越える事が目的の場合ではないのかと思います。辛いのを克服して満足感を得るのもとても重要ですが、全ての人に当てはまるわけではありません。パーソナルトレーニングとはそう言った事も考慮する事ができると言えます。
実際にコロナという見えないものに怯えるだけではなく、見えるものや、できることを行うことでも、コロナ対策や生活習慣病を予防できるように感じます。
榊原裕希