体幹を強くする?
おはようございます。
体幹を強くすると聞くとどんなイメージでしょうか?
6つに割れた腹筋?
樽のような身体?
ブレない・あたり負けない身体?
思いつくのはこの辺りかと思います。
体幹が強いと言うのはどう言った事なのか考えていきたいと思います。
体幹が強いって?
日常生活で体幹が強いと思うことは、スポーツをしているときに比べて、そこまで多くないように感じます。日常生活で体幹が弱い感じる時は、腰痛になった際や、何かふらつくと感じる時でしょうか。体幹が強いと思う時は、スポーツをしている方が多いように感じます。体幹の強さを考えると、日常生活とスポーツをしている際では意味合いが違うように感じます。
基礎体力要素としては同じですが、スポーツをしている場合、スポーツスキルも多く関わってきます。
例えば、当たり負けしない身体となった際に、日常生活で考えると特別な仕事の方しか必要でないように感じますが、むしろ当たらない方が重要なように感じます。スポーツをしている場合、大前提として基礎体力を向上させる事も重要ですが、当たる技術も必要になってきます。身のこなしと言うところでしょうか。
競技レベルにもよるので一概に言い切れませんが、色々な要素が必要になるように感じます。
日常生活では
スポーツをしていない方でしたら、基礎体力要素を伸ばすだけでも、体幹が強くなったと感じることは多いはずです。基礎体力要素を考える際には、筋力だけでなく他の要因も考えなくてはいけないように感じます。
痛みなどがある場合でしたら、身体がいい状態でなくなっている事もあるので、そちらの改善も含んで考えなければなりません。そういった事もトレーニングと言えるはずです。体幹が弱くて腰が痛くなっています、と言っているからと言って、本当に体幹周りの筋力が弱くなっているのか、それとも緊張が強くなっているのかを考えなければいけません。
体幹を強化するエクササイズとして紹介されるのが、プランクと言うエクササイズですが、うつ伏せでの姿勢で何秒も保つと言うものが良く紹介されますが、必要な場合もありますが、本当にその姿勢をとる能力が必要があるのかを、考え直さなければいけません。立つことに体幹の弱さを感じるのであれば、立つことをしなければならない場合もあります。
そう考えると
スポーツ選手がしているトレーニングが、一般の人にそのまま当てはまらない場合もあります。
体幹を強くする場合に、本当に体幹が弱いのかを考え直す必要がありますね。
榊原裕希