榊原裕希のブログ

卵は一日何個まで?

おはようございます。

 

先日こんな記事がYahoo!ニュースにありました。

「卵は1日何個まで食べていいのか」論争がついに決着!? 米大学が最新論文を発表

よく卵は何個まで食べて良いのか?とはよく聞かれますが、また新たに注目されているようです。

それについて考えさせて頂きます。

どう食べるかも問題では?

卵を食べるって聞くと、ゆで卵なのか、卵料理なのかで、摂取する内容が変わってくるように感じます。昔のボディービルダーの方だと、卵白だけミキサーにかけて食べていた方もおられましたが・・・。

このニュースの元になった研究が、どういった研究なのかは分かりにくいのですが、卵をどう食べるのかも大事なように感じます。揚げ物やハンバーグの繋ぎなどでも卵は使われていることが多いですし、菓子パンでも使われていることもあります。

この記事によると、

「この研究では、他の食事から摂るコレステロールや生活習慣などの要因を厳密に取り除いた上で、卵に含まれるコレステロールが心筋梗塞や脳梗塞、さらには死亡率に悪影響を及ぼしていることが明らかになりました」

と書かれていますが、卵の成分がなんて言われても、他の食材でも同じような実験をしたらどのような結果になるか気になるところです。

なので、問題なのは卵が悪いのではなく、自分の生活習慣に食生活があっているかが問題なのではないでしょうか?

卵はタンパク質を多く含んでいる食材で、卵は1日何個までと気にする方の中には、タンパク質を多く取りたいと思っている方もいると思います。実際に卵以外からもタンパク質は取れるので、色々な食材からも摂取していきたいところです。

最近の特集は極端なものが多い

最近のメディアの特徴として、食材1つの特徴を押し出して、機能的ですとか万能食材なんて謳うことが多いように感じます。確かに、その成分や効能を見れば万能でも、他の食材ともバランスを見た際に、その成分が取りすぎになってしまえば身体にも負担がかかります。昔のTV番組の影響で、納豆が一時スーパーから消えるぐらい売れた時がありました。納豆自体はとても良い食べ物だと思いますが、それ以外のところで、何を食べるかと言うところにも注目して頂きたいです。

従来の伝統的な「日本型食生活」では、主食・主菜・副菜という考え方がありました。この組み合わせの特徴は、穀物の米を主食に、魚や大豆などのたんぱく源のおかずとなる主菜、そして煮物など野菜料理の副菜を摂取することです。そして、炭水化物、脂質、たんぱく質から由来するエネルギーの摂取割合が、理想的パターンに近くなるという長所があります。

このように厳密やれと言うわけではなく、大雑把でも良いのでまずは近ずけてみると良いのではないでしょうか。

 

理想的な食事を追求すると言うより、最低限自分に必要なバランスで食べることが大事なように感じます、卵を何個までと決めて食べると言うより、タンパク質源の一つとして捉えて頂き、卵からだけでなく、色々なものから栄養を摂って頂きたいと考えます。

 

 

 

榊原裕希

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