榊原裕希のブログ

目標を変えることは悪いことですか?

おはようございます。

よく目標を立てて、計画的に何かを行いましょうと言います。その中で、目標をよく変える方もいらっしゃいますが、それって良いことなのでしょうか?それともよくないことなのでしょうか?仕事などに、身体作りはとてもよく似ていると思います。なので、私なりの考え方を書いていきたいと思います。

目標は変えても良い?でも大切なのは・・・

今月の目標は〇〇なんて立てると思います。実際、その立てた目標に期間を設けた方がより具体的になり良いと思います。ですが、その期間が長すぎるとよくわからなくなるので、1日、一週間、1ヶ月単位でやることも決める必要もあります。

トレーニングでは、ピリオダイゼーションというものがあります。年間計画を立てて、月毎や週ごとのトレーニング計画や練習計画を立てるというものです。そこで目標が変わったら全部やることがずれてしまうのでは?と思われますが、一番大切なのは、目標ではなく、目的が大切になります。目的を決め、その目的の為に目標を決めていきます。なので目的がぶれなければ、目標は振り返りながら修正していく必要があると感じます。そして目標を達成する為に手段があるのです。

手段や目標が先行しすぎてしまうと、本来の目的からずれてしまうことにも繋がってしまいます。目標を変えることも視野に入れながら、振り返りことも時には必要です。

どうしても手段が先行しがち・・・

身体作りをしていく中で、トレーニングの種目ややり方、もしくはトレーニング方法に固執してしまうことがあります。それをすることが目的ならば良いのですが、そうでない場合はその方法にこだわる必要は無くなります。

手段を先行に考えてしまうと、意外と辻褄が合わなくなる事もあります。大きな部類で考え始めていくことの方が大事になります。先にフレームを決めてしまってから中のものを詰めていくことが大切になり、中のものから入れていくと、フレームからはみ出したり、フレームの形が変わってしまう事もあります。なので、フレームから決めることが大切になってきます。特に抽象度を高く設定して頂くと、手段が増えるので、選択肢が広がるように感じます。

身体作りでは?

お腹を凹ませようと考えた場合、なぜ凹ませる必要があるのかを考える必要があります。健康的でいたいとか、おしゃれに服を着たいなども良いと思います。もっと抽象度を上げると、健康的に長い生きしたい、良い身体を長く保ちたいなんてのも良いのではないでしょうか。

そうなると、いわゆる筋トレにこだわらなくてもよくなります。健康的となれば、食もしかり、休息も必要になります。いわゆる筋トレではなく、運動全般で考えられるようになり、行うことの選択肢が増えていきます。ただ筋トレを否定しているのではなく、他の選択肢も見えるというのもポイントです。運動で考えていくと、色々なタイプの方法ができ、筋トレ以外の運動方法も取り組めるようになります。その中で、必要であれば、筋トレを行うことを選択していくと言う感じです。

 

目的を達成する為に目標を決め、目標を達成する為に手段を選んでいくのです。

パーソナルトレーニングでは、個々に合わせて手段を変えたり、その人に合わせた方法を見つけていきます。一人一人に合わせたオーダーメイドで健康的な身体作りを目指してみては如何でしょうか。

 

 

榊原裕希

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