辛いトレーニングが基本です!ってホント?
おはようございます。
基本が大事と言われますが、基本という言葉を聞くと確かに大切だと自分も感じます。
ですが、何の分野でもあると思いますが、同じ様なことをしていても、
「この人はこう言っていた」
「あの人はそれはダメと言っていた」
という様に、バラバラな回答が返ってくる場合があります。
では何が正解なのか?と思いますので、それについて考えて行きたいと思います。
そもそも基本って何なの?
基本
1 判断・行動・方法などのよりどころとなる大もと。基礎。「基本の型」「基本を身につける」「基本に忠実な演技」
2 (副詞的に用いて)基本的に。原則として。「基本、先発メンバーは固定している」
(コトバンク参照)
と書かれています。
トレーニングで言う基本的な種目
ウエイトトレーニングでいうとビック3と言われる種目を指す事が多い様に感じます。
・スクワット
・デットリフト
・ベンチプレス
この3種目でも、細かな部分が違ったりしてきます。
足の幅であったり、手の幅、動く範囲等
微妙に変わってきます。
もしくは、上記ではない種目を伝えられることもあると思いますが、違うことを言われると教わった人は?が付いてくるのではないでしょうか。
それに基本的な種目と聞くと、必ずやらなくてはいけない様に感じますね。
環境や会社、指導する状況等で違う
同じ基本でも環境や会社や状況で変わってきます。
色々な宗教や団体ある様に、トレーニングにも考え方や行い方があります。なので、微妙なズレや違いが出てきます。
ではどれが正しいのか?となった際はどれも正しいし、どれも違うかもしれません。
そもそも辛いトレーニングが基本ではない
あくまでも、トレーニングは目的を達成させるための一つの手段です。
手段であるので、それでなくてはダメではなく、選択肢の中の一つだとまずは思って頂いた方が良いと考えます。トレーニングは基本的に辛いものだという固定概念に縛られすぎると、目的達成ができない場合があります。なので、この基本という言葉に惑わされてはいけないと感じます。
形ばかりに囚われてしまい、物事の本質から離れてしまうと、目的達成ができなくなってしまうかもしれません。
目的に合わせてトレーニングを変えて行く、考え方を柔軟にして運動をして行くことも大切になってきますね。
例えば・・・
トレーニング=辛いもの
でなく
トレーニング=気持ちいいもの
という発想でトレーニングをするのも面白いのかもしれません。
榊原裕希