疲れにくい椅子の座り方
こんにちは。
イスに長時間座っていると、身体中が痛くなって来ることがあります。
いわゆる、正しい姿勢で座ろうとしても最初は姿勢を保てますが、徐々に崩れていってしまう経験は誰しもあるものです。
今回は、どのような姿勢で座れば楽に座って居られるのか、お伝えして行きます。
いわゆる良い座り方が間違っている?
よく言われている良い姿勢の座り方ですが、
・浅く腰掛けて、足を床について背筋を伸ばす。
こんな感じの説明が多いと思います。
この姿勢、確かに良い姿勢に見えますが、実際に長く座っているとなると中々窮屈で、苦しい姿勢となります。
そもそも、この姿勢がいいと言われるようになった説として、正座から来ているのではないかと言われています。
日本の文化の中で畳で生活して行く中、正座をする文化がありましたので、そこから来ているのではないかと考えられます。
(正座の由来も諸説あるそうです。)
背もたれを使う
イスには背もたれがついています。
浅く腰掛けて背筋を伸ばして座れば、凛として見た目は良く感じますが、長時間となるとしんどくなって来ます。
欧米のトラックの運転手などは平気で6時間ぐらい座っているそうですが、あまり辛くないそうです。
実際に楽に座るには、
・深く腰掛け、腰を少し倒して背もたれに寄りかかり、胸の上に頭がくる様にする。
実際に行ってみましたが、確かに楽に腰掛けることができます。
一般的に言われている良い姿勢が、楽な姿勢とは限らない場合もあるということです。
ただ、座っていて疲れるのは姿勢だけでなく、イスのせいもあるので椅子を変えることも必要となる場合もあります。
それに、長時間同じ姿勢でいると内部組織も変性を来たしてくるので、気づいたら少しでも身体を動かすように心がけることも大切です。
今まで正しいと言われていたことが、必ずしも正しいとは限りません。色々と試してご自身の中で、良いものを見つけることも必要なように感じます。
榊原裕希