楽に効果が出ること以外に大事なこと
おはようございます。
楽に効率よく効果を出したいと思われる方が多いと思いますが、実際に運動指導をしていく中で、感じたことがありそれについて書いていきます。
楽に効果を出すということ
この考え方はとても大事になってきます。いつも、辛いきつい運動ばかり行っては続きにくくなってしまいます。人間は進化の過程で、どうやって楽をして効率を良くするのかを考えて進化してきました。移動手段にしろ、情報を入手することにしろ楽に効率よくといういった観点が必要になってきました。運動においてはどうかというと、効率がよいことを追求してしまった結果、効率の悪いことにあえて時間を割かなければいけなくなった、というのが実態でしょうか。運動指導者の方は、辛い、きついことを教えねければいけないと思い込んでいる場合もあります。いかに楽に、キツくなく結果を出すのかといった部分も、常に考えていかなければなりません。ですが受けて側からすると、若干の困難を乗り越えて自信をつけたいといった気持ちもある場合もあります。
楽に効果を出すこと以外に大切なこと
人によってですが、自信をつけたいといったことが感じられます。
楽に効果を出すといったことだけ行っていると、やった気がしない、達成感がないといったことも聞きます。せっかく特別に受けているのだから、達成感や自信をつけたいといったこともほしくなると言います。そうなってくると、楽に行うこともしつつ、達成感が味わえる内容にしなければなりません。すごい先生などが言っていることを鵜呑みにし過ぎてしまうと、目の前のお客様が何を期待しているのかが、見えなくなることもあります。ただ全員がこう言ったことが当て嵌まる訳ではないので、どちらかの考え方に凝り固まってしまうと、これ以上の進歩は見られなくなってしまいます。まず目の前のことを自分なりに仮説を立て、解決していく力がなければならないと感じます。
話を戻しますが、達成感を味わい、自信を持たせることを運動を通して伝えていくことでお客様が幸せになっていくのが、運動指導の醍醐味です。自分一人で、過剰な負荷の掛け方をして続かないとなると、達成感は味わえず挫折を味わって終わってしまいます。
運動提供をしていく中では、
達成感を味わっていただき、自信を持ってもらう
こう言ったことも運動指導においては必要なことと感じます。
一つ自信がつくと、他のことにも自信がついてきて良い方向にいくこともあります。
運動指導でお客様を幸せにすると言った場合、身体の変化だけでなく、心の変化も持てるように促していきたいものです。
榊原裕希