おはようございます。

コロナがなければ、今頃オリンピックで賑わっていただろうと思うと、なんだか切ないような気持ちになります。来年開催されるかもわからない中で、なんとか開催できるように頭の良い方々が、あれやこれやと試行錯誤していると思います。

止める事は簡単ですが、このコロナウィルスと今後共に生活していく事を考えると、どのように工夫して開催するかというのが焦点のように感じます。止めるのは簡単ですが、どのように安全面に配慮し開催するか、盛り上がるのかというところもポイントとなって来るように感じます。

 

今の現状をアシックスの尾山会長がこのように言っていたそうです。

「ショップや施設は全くだめだがオンラインが伸びている/チームスポーツが振るわず個人のスポーツが伸びるだろう/世界中でeコマースが伸びていて、シューズや自転車の売り上げも増えている」

日経新聞より、フランスで自転車通勤している人が増えている(売り上げも伸びている)との記事。

パリはヴェリブというレンタサイクルのシステムが普及していて、自転車専用レーンも整備拡張されてきたので、自動車から自転車への流れがさらに加速するのだろうとのことです。

今起きている事は、コロナが無ければ何年後かに起こっていた事であるという考え方もある中で、

通勤＝電車や車

会社＝出勤

という概念が早くも壊されようとしています。

そんな中で

運動＝フィットネスクラブ

という概念も変わりつつあるのかもしれません。

オンライン指導やトレーニングなどの普及や、最近では出張トレーニングの問い合わせも増えてきたので、そう言ったものへ移行していくのではないかと考えます。

 

人間は変化に適応する生き物です。

今は何か息苦しい、なんか違うとなっている事が何年後かには、それが普通になってきます。携帯電話も昔は子供に持たせるものではなかったのが、今は小学生でも普通に持っています。インターネットも使うのは当たり前な時代となりました。そして身体や体型も、変化に適応しようと変わっていくものです。

現在の環境の変化に戸惑っている方は、それは当たり前のことなので、徐々に慣れてきます。トレーニングも始めた際は、筋肉痛という痛みが出る事があります。これは、身体がその刺激に適応しようとしていることなので、至極当然なことです。

環境変化に戸惑っている事が多いと思いますが、それは当たり前なので、徐々に変化に適応してきます。環境変化を恐れずに楽しんでいきたいものです。

トレーニングや身体作りも一緒で、変化を楽しんで頂ければと思います。

 

 

 

 

榊原裕希