腰痛になったら筋肉をつけろ!?
おはようございます。
腰痛になると、「体幹を鍛えろ!」「背筋を強くしろ」なんて聞きます。これって本当に正しいのでしょうか。鍛えると言うと強くしたり、重たいダンベルやバーベルを持ったりするイメージが強いですが、本当にそう言ったことが当てはまるのか、考えていきたいと思います。
背筋ってそもそもどれのこと?
背筋と聞いて、そもそもどの筋肉のことを思い浮かべますか?
大体、思い浮かべるのはこの筋肉ではないでしょうか?
実際にこの筋肉を鍛えたら腰痛が直るのかと言うと、鍛える方法によります。
鍛えると言うと、重いダンベルやバーベルを持って行うイメージが強いと思いますがそう言ったものだけでく、この2つの筋肉が強張ってしまっていることからでも、腰痛になることが考えられます。そうなると、ガシガシしたトレーニングを行うと言うよりも、筋肉を緩めるために力を出したり抜いたりと言ったトレーニングを行なっていきます。
背中だけ鍛えていると
実際に、ガシガシしたトレーニングで背中が弱いからと言って背中だけトレーニングしていると、今度は腹筋とのバランス崩れてしまう可能性があります。そうなると今度は腹筋を鍛えましょうとなる可能性もあります。そうではなく、どう言った動作や姿勢に問題があるのかを見る必要があります。日常生活の何気なく行なっていることや、動作の中に負担になっているものがないかを見直していく必要があります。
例えば、しゃがむと言う動作を見た際に、いわゆる膝をが出ないしゃがみ方を意識的に行っていると、上体を倒してしゃがもうとします。そうなると腰への負担や、下背部の緊張が強くなってきます。しゃがむ動作はお尻を引く動作も入っていますが、股関節の内外旋運動も行われていますので、その運動を改善していく必要もあります。
スムースな動作を鍛えることで、筋肉もよりバランスがよくなり、余計な緊張がほぐれ、痛みや張りが改善していくように考えます。
筋肉と言う一部分だけでなく、身体全体の動作でも見ていく必要がありますね。
榊原裕希