おはようございます。

 

最近、特に女性の間で、お尻のトレーニングが注目されています。

女性のお尻専門のトレーナーの人も出てくるぐらい、専門性が上がってきているようです。これは女性に限って言えることではなく、男性にも言えることなのではないかと考えます。だからと言って、一部位だけ集中してトレーニングすれば良いという話ではなく、あくまで目的があってトレーニングをするので、目的に見合っているかはとても大事になりますね。

女性は下半身・男性は上半身？

フィットネスクラブで、トレーニングしている人を見ていると女性は下半身を中心に行い、男性は上半身を中心に行っている傾向が高い様に感じます。ジムの皮肉な例えに、上半身はスゴくしっかりした見た目なのに、下半身が華奢な図を挙げるのを見たことがあります。

コンテストなどで、わざとその様にするのでしたら良いと思いますが、そうでないなら、アンバランスな身体のラインになっている様に感じます。オーダースーツなどを手がけている方に言わせると、アンバランスに偏った体型になってしまった方を「イタイケイ」と表す方もいるそうです。どうしてもシルエットが定まらず、スーツを作る際にラインが綺麗に見えないとの事でした。

目的にもよりますが、身体を全体的にバランスよく変えていきたいものです。

構造的なエクササイズを導入する

元々は身体を変えるため、筋肉をつけるために始めた筋トレだった方も多いと思いますが、気になる部位を重点的に行い過ぎてしまう場合もある様です。

特に上半身の種目であれば、単関節運動が中心となることが多くあります。座って腕を曲げるエクササイズをした場合と、スクワットの様なエクササイズをした場合とでは、運動の量や、筋肉を動員する数も違ってきます。

昔ほど、筋トレに対して抵抗が減ってきた様に感じます。いわゆる筋トレが身体や健康に対して良いと言われていますが、どの様な筋トレをするかによって効果も変わってくる様に感じます。ガシガシ重さばかりを追求して、可動域も狭いものばかり行っていけば、身体も硬くなり極端な身体になってしまう様に感じます。

時間が限られている方であれば、より効率よくトレーニングを行う必要もあり、細かい部位別のトレーニングばかり行ってしまっても、時間がかかってしまいます。そう行った際は、全身を効率良く使う種目を優先的に行っていくことも必要になるかと思います。

無理やり筋トレをするのだったら・・・

嫌いなのに身体に良いから、健康に良いからという理由で、無理やり行っていても、帰ってストレスが溜まり、違う方向に発散してしまう事もあるのではないでしょうか。そう行った場合、いわゆる筋トレというものではなく、少し工夫をして身体を気持ちよく動かす、循環を良くする、筋肉を良い状態にするということを優先的に行って見ても良いのではないかと考えます。

最近では、筋トレというと色々な情報が溢れていますが、一人一人目的が違うので柔軟に考えていきたいものです。

筋トレが身体に良いと言われ取り組んだが、なんだかバランスの悪い体型になってしまったり、なかなか続けられないという方は、目的に内容があっているのか、自分に合っているのか見直す事も大事な事の様に思います。

 

 

榊原裕希