榊原裕希のブログ

休むこともトレーニング

おはようございます。

運動が好きな方や、トレーニングを始めて効果を実感してきた方は、身体を休めることもトレーニングの一環と言うことを覚えていて欲しいです。特にフィットネスクラブのお客様など、怪我をされトレーニングを受けにこられた方のほとんどは、休む日なく動いている方が多くいらっしゃいます。

休むこともトレーニング

練習やトレーニングにはオフ日が必ずあります。それが、週にどれくらいかは競技や行なっている練習時間などで変わってきますが、身体や心を落ち着かせる日も作る必要はあります。運動が趣味という方は、毎日何らか運動をしていることがあります。運動量や強度を上手く調整できていれば問題ないのですが、だるさが続く、怪我をすることが続くと、身体がオーバーリーチング状態になっている可能性もあります。オーバートレーニングという言葉は有名で聞いたことがある方が多いと思いますが、その前段階だと考えて頂ければ分かりやすいと思います。オーバーリチング状態が続くとオーバートレーニング状態になります。オーバートレーニング状態になると、数ヶ月や数年回復にかかるといわれています。一般の方ではなりにくいと考える方もいらっしゃいますが、近年では、一般の方の各競技の大会など多くなりました。仕事が多忙中で、睡眠時間を削ってトレーニングに励む方もいらっしゃいます。そういったことを繰り返していると、回復が追いつかなくなり、オーバーリーチング状態になることがあります。そういった方は、量や強度を調整するか、完全に休養をとることも必要になってきます。

積極的休養も大事

積極的休養と聞くと進んで休みを取ると思われますが、そうではなく休養を取る中で、軽く身体を動かし身体を回復させるというものです。どういったものかというと、休みを取る際に寝転がっているだけでなく、軽に有酸素運動やストレッチなどを入れたほうが、身体の回復が促されるといわれています。スポーツ選手方などは、試合の次の日は軽くストレッチや有酸素運動を取り入れる方が多いようで、そういった休養の取り方もあります。お勧めの方としては、スポーツを行なっている方で、運動強度の管理もできている方や、デスクワークが多い方にもお勧めです。これは経験ですが、運動が趣味で毎日近く激しく動いている方にこれを進めると、軽い運動でなくなり、結局激しく行なってしまうという傾向にあります。そのような傾向の方は、アクティブレストではなく、パッシブレストといって消極的休養も必要になってきます。要はダラダラ家で過ごしてもらい、気持ちも身体も休めて頂きます。

休むこともトレーニングとよく言います。どのように休むのか、そもそもやりすぎになっていないかという調節も大切になります。

何事もバランスが大事です。やり過ぎ取り過ぎにならないようにコントロールすることもパーソナルトレーナーの仕事のように感じます。

榊原裕希

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