榊原裕希のブログ

お腹に力を入れて歩きましょう!?

おはようございます。

お腹に力を入れて歩きましょう!ってたまに聞く事があります。これはどういったことを言っているのでしょうか。お腹に力を入れて歩くと、姿勢が良くなり綺麗に見えるのでしょうか。「お腹に力を入れて歩く」と言うことを考えていきたいと思います。

お腹に力を入れて歩くと・・・

個人的に試してみた結果・・・

疲れました。

どこかに力を入れて歩くと、力を入れ続けることになるので疲れてしまいます。なんのためにお腹に力を入れて歩くのでしょうか?

きっと様々な背景があると考えますが、不自然に力を入れて歩くと言うことは、必ずしも良い歩き方とは考えにくいと感じます。姿勢が良いから良い歩き方なのか、良い歩き方をしたから姿勢が良く見えるのかは別のように感じます。

歩くと言う行為は、重心を移動していきます。重心をいかに効率良く移動するかと言うことを考えると、変に力を入れると言うより、筋の強張りを取り、適切な移動を覚える事が大事になってきます。良く「胸を張って歩きましょう」なんて聞きますが、胸を貼り過ぎれば、身体を無理やり反ることにもなり、前に進みにくくなります。前に歩くためには、重心を前に移動する事が必要になります。そのためには如何に重心を前に移動するかがポイントとなります。

お腹に力を入れる必要性

腰痛の方などで、腹筋が弱いから腰が反ってしまい、腰痛になると言うことを聞きます。本当に腹筋が弱いからだけなのでしょうか。腰を張るように身体を使っているという事も考えられます。そういった身体の使い方を直すために、いわゆる体幹部分のトレーニングであったり、コアと言われる筋肉の再学習をするトレーニングをする場合もあります。特に良く使われるのが呼吸です。1日に3万回されると言われている呼吸ですが、この呼吸の仕方で身体の緊張が強くなったり、緊張がほぐれたりもします。そう言った意味で、お腹の動きに着目した運動やトレーニングをして頂く場合もあります。それはあくまで、トレーニングとして行なっているので、日常的に意識すると変になる場合もあります。トレーニングとして行なっていき、徐々に無意識にできるようになる事と、意味合いは変わってくるように感じます。

トレーニングと言う言葉は、「鍛える」と言う意味以外に「教育する」と言う意味合いもあります。トレーニングと聞くと、キツい辛いイメージが先行しがちですが、動きを正すトレーニングと言う意味合いでも活用できると感じます。

力を入れる事=トレーニング

と言う構図だけではないですね。

 

 

 

 

榊原裕希

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