榊原裕希のブログ

膝の痛みが減りました!

おはようございます。

膝の痛みで来られているお客様から、トレーニングを開始してから1ヵ月ぐらいで、膝の痛みが減ったと言う報告を頂きました。医療機関を受診した際に、骨などに異常はなかった様でしたが、立つ・しゃがむの動きがスムーズではない印象でしたので、そちらの改善をさせて頂きました。

実際に、病院を受診して問題が出ない場合は、身体の使い方や動かし方に問題がある場合が多くあります。トレーナーは治療行為はできないので、動きを直す・正していく事で、身体を良い方向へ向かわせていきます。

膝が痛くなった原因は膝ではなかった?

膝が痛いことの改善で来られていても、既往歴を聞くと、反対の足の怪我をした経験がある場合もあります。そうなると、スポーツなどをしている方ですと、可動域をしっかりと戻す前に競技復帰をした場合は、反対の脚や違う関節にも負担がかかる事があります。そう言った場合は、昔痛めた部位の可動域を戻す事も、必要になってきます。スポーツに限らず、日常生活でも身体のアンバランスが生まれてしまうと、この様なことに繋がる事があります。

それだけではなく、日常的な動作で偏りなどが出ていると、スポーツをする以前の問題にもなります。そう言った場合、その原因になる箇所や、動きを直していく事もトレーニングになります。本格的にトレーニングをしたい方にも、ダンベルやベーベルを持って頂く前には自体重での、トレーニングをして頂き動きを確認して頂きます。

立つのか立ち上がるのか

膝が痛くなる方の多くは、立ち上がろうとしています。立つのではなく、立ち上がるとなると、上の方に高く伸びるイメージなります。上に身体を伸ばそうと胸を張って気を付けの姿勢に近づけていきます。そのような動きは、前腿の筋肉をかなり緊張させて使うことになります。そうなると、膝周辺への負担が大きくなり、痛みなどに繋がってしまう事が多くなります。小さい子供は、大人に比べて筋力はないはずですが、軽々立ったり座ったりします。立つ時は前腿の筋肉は使いますが、もっと楽に立つためには、重心の移動を使わなければいけないと考えます。椅子から立とうとする際に、上に立ち上げろうとすると、前腿がパンパンになってきます。そうではなく、前の物を取ろうとする様に立つと、楽に立つ事ができます。

膝が痛いと、前腿の筋肉を鍛えなさいとよく言いますが、実際にはそれだけではなく、動きの修正もしていく事が重要になってきます。

何でもかんでも筋肉だけの問題ではないですね。

 

 

 

榊原裕希

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