榊原裕希のブログ

服を綺麗に着こなしたい方のトレーニング!②

おはようございます。

 

前回の続きになります。

前回は主に「立ち姿勢」について書かせて頂きました。

今回は「歩く」をテーマに書かせて頂います。

最近では女性のトレーニングというと、特にお尻にフォーカスしたトレーニングが多いように感じます。いわゆる筋トレだけでなく、歩くことからでも、ヒップアップ効果を得られるように感じます。服を綺麗に着こなすためには、「立つ」「歩く」を美しくすることでも綺麗に見えるものです。いわゆる筋トレだけでなく、日常生活の中の動きから改善していくことも必要となります。

その際のちょっとした「コツ」をお伝えできればと思います。

お尻を使って歩く

何年か前に、日本人の女性の方の歩き方は老婆のようだと、海外の方が言っていたのがすごく印象に残っています。それはどう言ったことかというと、海外の女性の方は、颯爽と歩くのに対して日本の女性は、颯爽と歩いている感じではなかったとのことです。実際、特にヒールなどで歩く場合に多いのですが、前ももでブレーキをかけながら歩いている方が多いイメージです。わかりやすい例えで言うと、ヒールを履きたての高校生が、つまずきそうに歩いているイメージです。

ヒールはゆっくり歩くものではなく、少し早く歩くのに適しています。かかとが高い分、重心が前に行きやすくなっています。なので、前に重心が行くのを嫌がると、身体をまっすぐにしようとすると、膝を曲げて歩くようになります。それに、身体を真っ直ぐに保とうと異常に腰を反ろうとしてしまうことがあり、腰が痛くなることがあります。

ポイントとしては、

「膝を後ろに伸ばすイメージで歩く」

と良いのではないと考えます。

「踵から前に出して歩きましょう」と言う歩き方が一般的に多いですが、歩くというのは重心を前に移動するものです。踵から前に出して歩こうとすると、ブレーキがかかり、特に前腿がパンパンになってしまうことが多くあります。膝を後ろに伸ばすイメージで歩いて頂くと、重心が前に行きやすくなり、颯爽と歩けるようになります。それだけでなく、お尻も良く使うことになりヒップアップ効果も期待できるようになります。

エクササイズとしてのウォーキング

ウォーキングの姿勢と聞くと

・肘を90度に曲げる

・踵から足をつける

・胸を張る

こんなイメージをお持ちではないでしょうか。これを全て行なおうとすると、かなり辛い歩い方になってきます。エクササイズとしては良いのかもしれませんが、普段からこんな歩き方をしていたら、身体が変に張ってしまい、見ている方も堅苦しく見えるのではないでしょうか。見ていて美しく見えるというのは、無理な力や力みがなく颯爽と歩いている姿の方が、見ていても美しく見えるもです。そういった歩き方をしていると、自然と付くべきところに筋肉がつき、過剰に使われていた箇所は、自然と締まってくるものだと感じます。

ヒップアップは筋トレだけ?

ヒップアップをすると言うと、筋トレでお尻の形を整えるイメージが強いですが、先程述べたとおり歩くことでも、ヒップアップ効果も期待できるようになります。筋トレでもヒップアップ効果はできますが、歩くことからも効果が得られた方がより効率が良くなると考えます。実際には、いわゆる筋トレを行なってもらう場合もありますが、立つ姿勢であったり歩き方の改善もして頂くことが多くあります。

服を着て綺麗に見える身体を考えた際に、普段の動きから改善をして頂き、無理な力を抜いて颯爽と歩いたり立って頂いたりする姿勢も、綺麗に見られる秘訣ではないでしょうか。

体重という数値だけにとらわれてしまうより、見た目の綺麗さを求めて頂くことも、身体が変わっていく秘訣になります。

筋トレという方法だけではなく、いろいろな視点から考えてエクササイズの提供を心がけています。

 

 

 

 

榊原裕希

 

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