榊原裕希のブログ

米は悪だ!ってホント!?

おはようございます。

 

良くメディアで、炭水化物抜きダイエットとか、お米は血糖値を上げるから太りやすいと、取り上げられていた時期がありました。最近はいっとき程聞かなくなったように感じます。お客様の中にも、そういったメディアの影響を受けてお米を食べなくなって、食のリズムが乱れて体重の増減が激しくなってしまった方もおられます。まず、本当にお米は歩いものなのか?炭水化物を抜く必要があるのか?本当に足りてないものはなんなのか?と言うところから見直していく必要があるように感じます。

本当に足りてないものって?

よくダイエットなんかで、炭水化物を過剰に抜いたり、お米を取らない方法が紹介されていました。特に体重が多いわけでもないのに、そういったものに影響されて、過剰に炭水化物を抜いたり、極端な食生活を始め、食のリズムがおかしくなってしまい、違うところい反動がきてしまった結果、体重の増減を繰り返してしまうと言うことがあります。特に女性が多い印象にあります。元々女性は美意識が高い方が多く、もっと美しくなろう、若々しくいたいなど色々な欲求が出てきます。

健康の三大要素として、「運動・栄養・休養」とあります。

大概の方が栄養の部分を見直すことはあるのですが、その他の部分は見直していない場合もあります。栄養ばかり見直していないで、運動休養の部分も皆してみた方が良い場合もあります。過度に炭水化物を抜く前に、気持ちよく汗を掻いてしっかり睡眠をとると言うことから始めてみるのも良いのではないかと感じます。

お米は悪なの?

そんなことはありません。PFCバランス(炭水化物・タンパク質・脂質のバランス)と言っていわゆる理想的な数値は、

炭水化物 6 タンパク質 2 脂質 2

と言われています。

文献によって若干割合が違っている場合ありますが、炭水化物の割合は半分ぐらいは入っています。いわゆるお米は炭水化物の分類になりますが、そんなに食べてはいけないものではないはずです。特にお米を食べて体重が落ちやすいのは、そこに含まれている水分な訳で、減量の最終段階や、ボディビルなどのカーボディプリートと言う方法で炭水化物を抜く場合があります。

炭水化物(糖質)の役割としては、少量のグリコーゲンとして肝臓や筋肉の中に蓄えています。余分なエネルギーのほとんどは、脂肪として蓄えられています。エネルギーとして血液中のブドウ糖を消費してしまうと、肝臓や筋肉の中に蓄えられているグリコーゲンを分解しますが、その量はそれほど多くないためグリコーゲンも尽きてしまうと、エネルギーが不足して疲れやすくなります。特に脳は、ブドウ糖を唯一のエネルギー源にしています。脳は、昼夜、活動時休息時問わず、ほぼ一定の速度でブドウ糖を燃焼しており、脳だけで一日に120gものブドウ糖を消費するともいわれています。そのため糖質が不足すると、脳や神経への栄養が行き届かなくなくなるため、判断力が鈍り、注意力が散漫になってきます。

必要な量は取らなければ、日常生活に支障をきたすようになります。なので、極端に減らす必要はないと感じます。

炭水化物を取りすぎな人って?

炭水化物を取りすぎな人としては、経験談になりますが、3色をしっかり取れていないと言う人は炭水化物を多く取りすぎている傾向にあります。言っていることが矛盾しているように聞こえますが、しっかりと1食が取れない為、パンをこまめに食べてしまったり、オニギリやウィダーインゼリーなどを何回かに分けて食べてしまう方が多いように感じます。むしろ、炭水化物よりも脂質の方を気をつけられた方が良いように感じます。その話はまた違う機会にいたします。

3食規則的に食べれる方でしたら、上記のバランスを気をつけることから始めた方がよっぽど健康的な様に感じます。

もしくは食事を見直す前に、身体を動かすことを優先順位を上げて頂くことでもいいのではないでしょうか?

パーソナルトレーナーは、気持ちよく運動して頂く事も提供いたします。栄養の部分だけ細かく見直す前に、もっと大きな枠組みで健康的な生活を見直してみては如何でしょうか?

 

 

 

 

榊原裕希

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